厚木市消防団 「多くの人に興味を持ってほしい
消防署と共に、啓発活動にあたるのが、地域の消防組織である厚木市消防団(望月玉三朗団長)。消防団は、火災や台風などの災害発生時に、消防署と協力して消防、防災活動を行う。
消防団員は全国的に減少しており、厚木市では定員割れが続いている。現在の厚木市消防団は、8分団から成る。団員数は579人の定員に対して、551人(11月1日時点)で、28人の欠員。望月団長は「ここ10年くらいは欠員している。昔は商店の息子とか、自営の団員が多かった気がするけど、仕事の多様化で若い人が入団しにくくなっている」と要因を話す。
一方で、同団では現在、女性10人、学生8人が活躍中だ。昨年4月には、市学生消防団活動認証制度が始まり、若い世代によりアプローチするなど、団員増強に力を入れる。消防団は、市内在住、在勤、在学の18歳以上であれば入団が可能。望月団長は「多くの人に活動を知ってもらい、興味を持ってもらいたい」と話す。
嬉しかった「ありがとう」
望月団長は、近所の団員から声を掛けられ、35年前に入団。今年4月に団長に就任した。消防団に入って良かったと感じ
変わったのは環境?意識? 厚木市内の放置自転車が1桁台まで減少
市内の放置自転車数が年々減少している。市が本厚木駅周辺の19カ所で午前9時、午後2時、午後6時に行っている調査では、今年10月までの1日の放置自転車数は平均4台。ピークだった2000年と比べると、約800台減少している。減少への取り組みを取材した。
放置自転車は、歩行者の迷惑になるほか、救急車や消防車などの通行の妨げになるなどの理由から、市は駐輪場の利用を促している。
市が行っている放置自転車対策として、警告札による注意喚起がある。禁止区域内の放置自転車には、不定期でシルバー人材センターの職員が札を取付け、道路などに駐輪しないよう呼び掛けている。
さらに、14年度から、撤去した自転車の引き取りに、2000円の移動保管料を徴収するようになった。これまで無料だった引き取りが有料になったことで、「効果的な抑制に繋がっている」と、市交通安全課では分析する。
また、12年には中町2丁目自転車駐車場が3階建ての自転車専用としてオープン(定期利用1414台、一時利用386台)、同年に放置禁止区域を拡大するなど、減少に向けてさまざまな対策
いきものがかりの応援ボード 活動再開で地元の厚木市
神奈川県厚木市は、市ゆかりの歌手グループ「いきものがかり」の活動再開を受け、市の複合施設「アミューあつぎ」にメッセージボードを設置した。応援コメントを書き込んだカードを桜などが描かれたボードに貼る。週末の3~4日だけで約150枚のメッセージが寄せられたという。 市は1~2週間ほどメッセージを募集したのち、写真などで所属事務所に届けることを検討している。 いきものがかりは3人グループで、ボーカルの吉岡聖恵さんは厚木市の出身。リーダーの水野良樹さんと山下穂尊さんも県立厚木高校を卒業している。2017年1月から活動を休止していたが、2日に活動再開を発表。19年5月には同市文化会館でファンクラブ限定のライブも開く。
オーイズミが地元厚木の音楽フェスを特別協賛
オーイズミおよびオーイズミフーズが特別協賛した「第5回あつぎミュージックフェスティバル」(主催・厚木市、厚木市文化振興財団)が11月4日、神奈川県厚木市の厚木市文化会館大ホールで開催され、1,400席ほどの収容人数に、3万人以上の応募があったというプラチナチケットを手にした音楽ファンらで盛り上がりを見せた。
このフェスティバルは、新人シンガーオーディションで選ばれた市内在住の若手音楽家とプロミュージシャンが共演する市民音楽イベントで、オーイズミが協賛するのは第2回開催以来4回目。同社では、グループが拠点を置く厚木市内で開催される祭事やイベントのサポートを積極的に推進しており、今回の協賛も地元の活性化を目的とし活動の一環として行われ、大泉秀治社長も会場に足を運んだ。
当日は、MCをJOYさんと加治ひとみさんが担当。出演したTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE、SWAY、TEE、SALU、FAKYが迫力のパフォーマンスを披露し、MCの加治ひとみさんもヒット曲を熱唱した。さらに今年8月に開催された第5回あつぎミュージック