「宿坊」に修学旅行いかが…伊勢原市が新戦略 神奈川

寺社の参拝客や僧侶のための宿泊施設「宿坊」を活用して、修学旅行の児童・生徒を受け入れる新たな取り組みを神奈川県伊勢原市が始めている。古くから霊山として信仰を集める大山(おおやま)を抱え、市内には45軒の宿坊が点在しているが、近年は宿泊客数が低迷し、減少傾向にある。市では児童・生徒を新たな観光客の客層として受け入れることで、地域活性化につなげたい考えだ。

 市観光協会によると、江戸時代に民衆の間で大山に参拝する「大山詣り」が流行。当時は仲間同士で団体をつくり、「大山講」として参拝する際に、宿坊に宿泊するケースが多く、江戸元禄期には約170軒の宿坊が立ち並び、明治末期にも約80軒が存在した

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